創設の趣旨・事業理念

設立経緯・ごあいさつ

背景・ごあいさつ

理事長 杉田圭三

私達の生活を根底で支える医療・福祉は、診療・介護報酬の抑制などによる経営基盤の悪化に加えて、医師や看護師不足、福祉施設の慢性的労働力不足などの数多くの問題となって露呈しています。

それらによって、これまで当たり前のように機能していた生活者が安心して暮らすために必要な医療機関、福祉施設が「経営機能」の改善を余儀なくされています。

また、環境に目を向ければ、CO2の排出などにより生態系が破壊され地球環境が急速に悪化していることは、私達の生存そのものを脅かす可能性すらあると言っても過言ではありません。

このような現実に直面し、「このままではいけない」と考える方は決して少なくはないと思います。そして、もし、個々のこう言った『思い』を一つに結束することが出来れば、間違いなく、問題解決への大きな力になる筈と一念発起し、経営を通じて、このような事態の変革が出来たらと財団の設立を決意致しました。

思い

弊財団の『思い』は、多くの医療・福祉・環境経営の専門家や関係する企業の方々のお力をお借りし、そのネットワークのパワーにより経営の基軸となる「全てが持つ"いのちを活かす"経営」を啓蒙しつつ、医療・福祉・環境に関わる様々な問題を経営面からサポートし、その解決のお役に立ち医療・福祉・環境経営の健全化、高度化に資することと考えております。

そして、具体的な『行い』の『結果』として、

  • 生活者が安心して暮らせる真に豊かな社会づくりの一助となり
  • そこに関る全ての人々の幸福の実現に寄与

出来ればと考えております。

そして、この『思い』を共有し、実践する良き同志との出逢いがあり、活動がより実り多いものになることを心より念じて創設の趣旨としています。