「全て」とは、生きとし生けるもの全部(森羅万象)を指します。従って、「生活者(患者さん・入所者さん・職員さんなど)・地球そのもの」のいのちを活かすことは元より、経営資源の人・物・金・情報・時間などの持ついのち、具体的には日常何気無く使っている机・椅子なども大事に、手入れして長持ちさせることが、原材料のいのち、机などの寿命を伸ばし活かすことに繋がり、延いては、無駄や廃棄物を減らし、地球環境への負荷を低減させることにもなるのです。つまり、『行動指針』の「全てが持つ“いのちを活かす”」が意味するところは、弊財団が、このような「考え方」を基軸に、医療・福祉・環境経営の健全化、高度化へ寄与するという強い意志を表明したものです。